- コラム
- 2009.05/26.01:00



かわいいお嬢様たちが繰り広げるほんわかコメディ ――ひなぎく純真女学園(2)
生まれ落ちてからこのかた、数々のコミックに出会ってきました。
当然のことながら、大好きな作品や漫画家さんがたくさんいます。
今回ご紹介する作品を執筆された、ふくやまけいこ先生も私が大好きな漫画家さんのひとりです。
いや、大好きを超えて、“その作品すべてを完全肯定する”と言ってもいいぐらいですっ!
ふくやま先生のコミックは、誰にでもオススメできる安心で面白い作品ばかりなのですっ!!
……ハァハァハァ。
まぁ、とにもかくにも作品を紹介していきましょうか(笑)。
「ひなぎく純真女学園(2)」は、「月刊COMICリュウ」にて好評連載中の作品です。最新の2巻の巻頭には、長編ストーリーものが掲載されていますが、基本的には4コマ漫画の体裁をとっています。
伝統のあるお嬢様学校“ひなぎく純真女学園(通称、ひな女)”に通う高等部2年の樫宮アミ(かしみや・あみ)は、容姿端麗・頭脳明晰・運動神経抜群で、同級生や下級生からも慕われている完璧なお嬢様です。
ある日、樫宮さんは廊下の角でひとりの少女と出会い頭にぶつかってしまいます。
ぶつかった少女の名は木成ユイ(きなり・ゆい)。メガネ・みつあみおさげ・ジャージという、ある意味、ひな女では特異な格好をした少女で、実は樫宮さんのクラスメートでした。
これまで、なんの悩みもなく苦労もしてこなかった樫宮さんは、「どうしてそんな恰好を?」「なんでいつもおにぎりを食べてるの?」などと、なぜか木成さんを気にかけているうちに、学校の内外でいろんな楽しさや苦しさがあることをさまざまなエピソードで知っていくことになります――。
基本的には、女学校でのドタバタコメディや心がほんのり優しくなるエピソードが織り交ぜられたストーリーで、読んでいる人の気持ちをなごやかにしてくれる、たいへん良い作品です。
登場するキャラクターたちは、全員個性的ですので、読んでください。
ネコもかわいいので、読んでください!
メガネの女の子は、メガネをとるとかわいいので(古典的に正しい)、読んでください!!
とにかく、おもしろいから、読んでくださいっ!!!
……ハァハァハァ。まぁ、好き嫌いは個人の自由なので、興味のある人はどうぞです(笑)。
さてさて、ふくやま先生の作品は、ファンタジー・SFに寄ったジャンルが多いのですが、その傾向は本作にも表れていたりします。
「ムーミン」「スタートレック」「新世紀エヴァンゲリオン」「鉄腕アトム」などなど、コマのはしばしにその手のネタが忍ばせてあって、思わずニヤリとしてしまうこともしばしばです。
何度も読み返すと、読み返した分だけいろいろと発見がある気がして、お得な気分になれますよ。少なくとも、私はお得な気分になれましたよ!
大ファンの私が言っても、説得力はないかもしれませんが!!(笑)
あー……、原稿書いてたら「東京物語」が読みたくなってきたなぁ。
待て待て!? 「タップ君の探偵室」も「サイゴーさんの幸せ」も「レイニー通りの虹」も読みたいぞ!
いっそのこと全作品を読み返すことにしようっと!(笑)
【ひなぎく純真女学園(2)(RYU COMICS SPECIAL)】
著者:ふくやまけいこ
出版社:徳間書店
発売日:発売中(2009年5月20日)
(KIO)







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